同志諸君、巽だ。また「健康診断」という名の査問会が迫っている。
医者は「酒を止めろ」と無責任に言うが、我々の戦場においてそれは「武器を捨てろ」と同義だ。
清廉潔白な健康などクソ喰らえ。
我々に必要なのは、汚れた帳簿を綺麗に見せるための「裏ワザ」だけだ。
概念の書き換え:栄養補給ではなく「証拠隠滅」
まず、あんたの頭にある「サプリメント=健康食品」という甘ったれた認識を捨てろ。
世間に溢れるビタミン剤や青汁は、平和ボケした理想論に過ぎない。あれは「足りない栄養を補う」ためのものだ。
だが、俺たちに必要なのは真逆のアプローチだ。
我々の身体にあるのは欠乏ではない。「過剰」だ。
接待でのアルコール、深夜のラーメンの脂、ストレスという名の毒素。これらが血管という配管を詰まらせている。
- 意識高い系のファッション:平和な日常を送る者が飲むビタミン剤は、我々には「焼け石に水」。
- 我々に必要な機能:摂取すべきは栄養ではない。蓄積された負債(脂と毒)を無かったことにする「強力な洗剤」だ。
「健康になる」のではない。「帳尻を合わせる」のだ。
この目的の違いを履き違えるな。
「田七人参」という名の最強の盾
そこで俺が提示するソリューションが、「田七人参(でんしちにんじん)」だ。
勘違いするなよ。「高麗人参」ではない。あれは「攻め」の興奮剤だ。
疲れた若手社員にはいいかもしれないが、常に交感神経が焼き切れそうな我々が飲めば、火に油を注ぐようなものだ。
対して、田七人参は「守り」と「浄化」のスペシャリストだ。
金不換(きんふかん)
中国では古来、「金にも換えがたい」と呼ばれ、国外への持ち出しが禁じられていた時代すらある。
それだけの「戦略物資」なのだ。
サポニンという名の洗剤
高麗人参をも凌ぐと言われるサポニン含有量。
こいつは血管という配管にこびりついた油汚れを狙い撃つ、我々専用の「産業用洗浄剤」だと思えばいい。
矛盾する能力
中国の古典『本草綱目』において、こいつは「止血」と「活血(巡りの改善)」という、矛盾する二つの奇跡を同時に成し遂げると記されている。
「流れを良くしながら、漏れを防ぐ」。
このビジネス書のような高度なマネジメント能力こそが、皇帝たちに愛された理由だ。
いわば、こいつは「沈黙の臓器を守る用心棒」だ。
参考田三七 (三七人参) | 伝統医薬データベース | 富山大学 和漢医薬学総合研究所
臓器に支払う「示談金」のロジック
なぜ俺がここまで田七人参を推すか。それは「生活習慣を変えずに済む」という一点に尽きる。
医者の言う通りに禁酒し、サラダを食えば数値は下がるだろう。
だが、そのストレスで仕事のパフォーマンスが落ちれば本末転倒だ。
リスクヘッジ
酒という「必要経費」を払いつつ、田七人参という「保険」を掛ける。
罪悪感の洗浄
飲酒後の罪悪感を、サポニンの洗浄力が物理的・精神的に拭い去る。
数値への介入
実際、俺の周りでも「健康診断の結果を見て、思わず医者の前でニヤついた」という報告が後を絶たない。
数値がどうなるかは神のみぞ知る領域だが、少なくとも俺は、こいつを飲んで「肝臓という名の部下」にボーナスを払った気分でいる。
これは賄賂だ。
悲鳴を上げる肝臓に、田七人参という名の「裏金」を握らせ、黙ってもらう。
汚いやり方だと?
笑わせるな。結果(A判定)が出れば、それが正義だ。
さあ、涼しい顔で「異常なし」を偽装せよ
同志よ、我慢などという毒を飲むな。
我々は聖人君子ではない。欲望に忠実な企業戦士だ。
「田七人参」という武器を懐に忍ばせ、血管の汚れをこっそりと洗い流せ。
そして、再検査の通知に怯える同僚を横目に、今夜も旨い酒で乾杯しようではないか。